本シリーズは、当社リアルライフイエンスにてCRO領域に特化した採用と転職のサポートを行うコンサルタント、上谷 奈穂がLinkedIn上で連載している「NaoのCRAキャリア通信」を抜粋して掲載したものです。

新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、対面面接の実施が少しずつ増えてきました。複数回の面接全てが対面という企業はごく少数な印象ですが、最終面接のみ対面で実施という企業は徐々にですが増加傾向にあります。

今回の記事では、いざという時慌てないため、対面面接のマナーや注意点をご紹介します。

※中途採用を想定しておりますので、服装や持ち物など基本的な内容は割愛します。

 

対面面接のマナー

 

訪問前~受付

 

1. 会社へは10分前までに到着、5分前には受付を済ませる

初めて訪問する場合は、迷うことも想定し特に余裕をもって到着してください。都心の主要駅の場合、出口が複数あったりして迷いやすいです。また、多数の企業が入っているようなオフィスビルの場合、エレベーターの乗り換えが必要なこともあり、予想以上に時間を要する可能性もあります。場所を確認したら、近くの公園やカフェで時間調整をすると安心です。

万が一遅刻しそうな場合は、間に合わないと分かった時点ですぐに電話連絡しましょう。遅れる理由を説明・お詫びし、先方の指示に従います。

 

2. 受付では名前を名乗り要件を伝える

「本日〇時より××様と面接のお約束をいただいております、△△と申します」と伝え、指示を仰ぎましょう。

 

待機中~面接中

 

待機場所で待つように指示された場合

「待機中の行動をチェックされているかも・・・」という緊張感を持って、面接時間まで静かに待ちましょう。スマートフォンはマナーモード等に設定し、触らないようにしてください。面接での受け答え方をイメージしておきましょう。

 

あいさつ、表情、言葉遣いを意識

面接は、「自己紹介」「転職理由」「志望動機」「逆質問」といった流れで進んでいくのが一般的です。企業は、応募者と会社の相性を質疑応答を通して見極めます。

まずは元気に挨拶をしましょう。第一印象を左右します。また、質疑応答の中でビジネスマナーが身に付いているかもチェックされています。特に、尊敬語と謙譲語の使い分けなど、フォーマルな言葉遣いが出来るかも重要なポイントです。

 

面接中にメモをとるのは問題ない

面接官が話した内容のうち忘れないように書き留めたいことがある場合は、メモを取っても問題ありません。ただし、面接は面接官との対話が最優先されるものなので、最低限に留めましょう。また、心配であれば、メモを取っても良いか面接開始時に確認しておきましょう。

逆質問として用意した質問が複数あり、忘れないように事前にメモに書き留めている場合もあると思います。その際も、メモに目線を落として読みながら質問するのではなく、面接官の顔を見て質問するよう心掛けましょう。

 

面接後

お礼のメールを書くべきか迷うかもしれませんが、お礼の有無によって選考が左右されることはありません。もし、面接で伝えきれなかったことや補足したいことがあれば、まずは我々エージェントにご相談することをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたか。コロナ禍で社外の人と対面で会うこと自体が減り、何に注意すべきかすっかり忘れている、といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。対面面接を控えている方は、ぜひ本番前にこちらを読み返して頂けますと幸いです。

弊社は、書類の添削、面接対策、入社後のフォローまで、一貫したサポートを提供しています。ぜひLinkedIn、もしくは以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

Nao Kamiya (2)

上谷 奈穂(かみや・なお)

スペシャリストコンサルタント

製薬業界において、CRO/CSO企業を担当しています。メインはCRA(臨床開発モニター)やMSL(メディカルサイエンスリエゾン)のポジションです。今後、CRO/CSO企業の需要は益々高まっていくものと思われます。企業様と求職者の方々、双方に寄り添ったサポートが出来ればと考えております。

スキルや経験を活かした転職をお考えですか?または高いスキルを持ち、世界に通用する人材をお探しですか?リアルライフサイエンスにお任せください。

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