本シリーズは、当社リアルライフイエンスにてCRO領域に特化した採用と転職のサポートを行うコンサルタント、上谷 奈穂がLinkedIn上で連載している「NaoのCRAキャリア通信」を抜粋して掲載したものです。

こちらの記事では、CRA向けの職務経歴書の書き方についてご紹介しました。今回は最も多くご相談をいただく、看護師さん向け職務経歴書の書き方のコツについてご紹介します。

 

看護師向け職務経歴書書き方のコツ

 

①職務概要 *必須項目

これまでの職歴のサマリーです。「〇〇にX年従事した」という形で簡潔にまとめましょう。

②職務経歴 *必須項目

表などを活用し、見やすくまとめましょう。

担当業務については具体的な記載が必要です。バイタルサインのチェック、輸液管理など、看護師にとっては当たり前と思う業務内容も、過去を

振り返り可能な限り書き出してください。
「実績・貢献」については必須ではないですが、日々の業務の中で成功事例や学びがあった場合はアピールとなるので書きましょう。

③保有資格(※履歴書に既に記載している場合は不要)

取得年月日は正確に記載してください。

CRA職は読み書きレベルの英語力が必要となりますので、TOEICや英検などテストスコアをお持ちの場合は記載しましょう。もしスコアが無くても、心配はいりません。英語に抵抗がなく、英語力を磨く意欲のある方であれば、十分キャッチアップ可能です。

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④活かせる経験・知識・スキル

看護師として、培った知識やスキルを書きましょう。迷った場合は、「CRAにはどのようなスキルが必要か?」と逆算して考えると良いです。これにより、採用担当者に響きやすいスキルをピックアップしやすくなります。

CRAに必要なスキルについては、こちらの記事もご参照ください。

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⑤志望動機(※履歴書に既に記載している場合は不要)

こちらは、時間をかけて検討すべき重要項目です。

未経験でCRAにチャレンジする場合は、「まず、なぜCRAを志望するのか?その中でもなぜこの企業に応募するのか?」という流れで記載すると、まとめやすいかと思います。

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例文を真似したような志望動機は嘘くさく見えることに加え、面接に進んだ場合ボロが出やすいため、なるべく自分の言葉でまとめましょう。

細かいところですが、書き言葉の場合は「貴社」、話し言葉の場合は「御社」です。つまり、履歴書・職務経歴書・メールなどに記載する場合は前者、面接では後者を使うということですね。混同している方が多いので、頭の片隅に置いておいてください。

上記以外に、「自己PR」の項目を設け、熱意などをアピールするのも良いでしょう。

 

看護師向け職務経歴書の書き方|まとめ

いかがでしょうか。「この場合はどうまとめれば良いのか?」などご不明点がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

LINE : https://lin.ee/ptkqlhr

(旧Twitter) : ナオ / 製薬専門のリクルーター(@NaoKamiya2)さん / Twitter

Nao Kamiya (2)

上谷 奈穂(かみや・なお)

スペシャリストコンサルタント

製薬業界において、CRO/CSO企業を担当しています。メインはCRA(臨床開発モニター)やMSL(メディカルサイエンスリエゾン)のポジションです。今後、CRO/CSO企業の需要は益々高まっていくものと思われます。企業様と求職者の方々、双方に寄り添ったサポートが出来ればと考えております。

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